第十六回 浦東建築群その1
サマプロ4日目は浦東新区を回ってきました!
この日に回った場所は「上海卓美亞喜瑪拉雅」「浦東嘉里大酒店」「上海正大広場」「上海金茂大厦」「上海・球金融中心」「上海国金中心」です。
大規模開発が行われている地域で、特徴あるビルがいくつもあるので調査を楽しみにしていました!
最初はまず都心から離れた上海卓美亞喜瑪拉雅(上海ヒマラヤセンター)です!
磯崎新氏設計のこのうねるような構造体が非常に特徴的な建物です!
内観は独特の雰囲気があります。
これは 自然と人間の融合をイメージしたデザインなんだそうです。う~んアーティスティック。そういえばアルゴリズミックデザインの本にも載っていました。どういったプログラムで形が作られたかちょっと覚えていないですが…帰ったら要チェックです。
施設のフロアマップです。
地下に飲食店、生活雑貨系のテナントが集中しています。
また1,2Fには生活雑貨系のテナント、3-4Fは美術館やシアターなどのアンカーテナント、5Fにはちょっと高めの飲食店が入っています。
鉄道と地下階がつながっているので鉄道を利用するとアクセスがしやすいです。地下に飲食や生活雑貨系が多いのも鉄道から利用する客が多いと踏んでのことなのでしょうか。
商業施設の内観です。
B1、2Fには子供向けのアスレチックがありました。
地下は庶民的で上に行くほど文化的・経済的に生活の水準が高い人たちが利用するのかなーという印象を受けました。
美術館では中国の建築家の展示がありました。
馬岩松(MA YANSONG)の山水城と、
フォスターの外灘金融中心がかっこよかったです。
これは今回の課題の参考になりますね。
ヒマラヤは以上です。
次は浦東嘉里大酒店(プートンジャーリー)!
施設の全体的な構成はB1Fは飲食店中心、1Fにはブティックやスタバなど、2Fには生活雑貨系、3Fへ通じるエスカレータの前にお高いレストラン、3F以上はホテルという構成でした。
B2Fの平面が上とほとんど関係性がないです。もしかしてこれがシェルターとか?
内観は木質な素材中心ですね。
おしゃれな中庭もあります。
ここの利用客は外国人とビジネスマンの比率が他の商業施設と比べて多いような気がしました。
続いて上海正大広場(SuperBrandMall)です。
二つの吹き抜けホールをモールでつなぐ構成になっています。
内観です。
この周辺は観光地であるため、本当にさまざまな人がいました。割と大衆向けのような感じがしました。
長いので一旦切ります。
次はビル、ビル、ビル…!