第十八回 上海アールデコ 外灘
サマプロ5日目は外灘。
イギリス・アメリカの共同租界地です。
西洋式高層建築群は全国重点文物保護単位に指定されています。
黄浦江を境界に建物の年代ががらりと変わります。川の向こうは浦東です。
欧米っぽい雰囲気。
ちなみにアール・デコとは、
アール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。アールヌーヴォーのような富裕層向けの一品向けのデザインではなく、一品ものでも大量生産とデザインのバランスを取ろうとしたものである。同時期に世界中で流行したため大衆に消費された装飾である。モダニズムの論理に合わないことから、流行が去ると悪趣味な装飾と取られるようになったが、ポストモダニズムの流れの中で再評価が進められてきた。
っていうものです。
装飾のデザインに関しては古今東西様々なものの引用や混合が指定されています。
こういったものですね。
装飾自体は美しいし、とてもかっこいい。ただやっぱり俗っぽい気がします。金持ちの悪趣味というイメージが自分はどうしても強いですね…
和平飯店の中に入ってきました。
こういった装飾も、内観に使うと途端におごそかな雰囲気になるような気がします。
以上です。
今回のサマプロの最終課題はこのような歴史的な建物がある敷地にオフィスビルを建てるというものですが、建てづらいな~というのが最初の感想です。
上海建築を再解釈し、この場所にふさわしいオフィスビルを建てる…
これから3週間は頭を悩ませそうですね。でも頑張ります。
あと金曜日は暑気払いがありました!KMSの方々との最初の飲み会です!
飲み会ってやっぱり楽しいですね!